keep Stepping

Lean Startupやgrowth hackを学びながら、サンフランシスコで仕事をゲットするか作り出す事を目標に日々奮闘中。

Keep looking, Don't Settle.  |  Everything else is secondary.

「予感づくり」の因数分解。KANOモデル。感情とロジックアプローチ。個人的反省。途中でギブアップ。

以前、街作りをテーマにWEBマーケティングの仕事をしてきた中で一つのキーワードに出会いました。

 

「予感をデザインする」

 

聞いたときはスッと自分の中に入ったし、これだ、とも思いました。

街作りという題材ではなく、もう少し広くて、何に対しても共通して言える言葉なんだと思います。アプリのダウンロードや何かを購入する時も、そのサービスやプロダクトに対して予感や期待が無いと勿論ダメだと思います。そしてリアルな場に足を運ぶということはそれよりももっと難しいことなのかもしれない。まだ未踏の地へと足を運ぶのはとてつもなくハードルの高いことだと思うので。だから尚更「予感」を大切にしないといけないんですね。

 

簡単にO2Oとかオムニチャネルと言ったり、プロモーションやんなきゃって言ったり、流行り言葉や他の施策の踏襲になったりすることも多く、まだ自分の中で確たるものが無かった気がします。反省。フレームワークばかり気にしていたような。まぁこのポストも一つのフレームワークになっちゃってるんですが。

  

3段階のプロセスに分けて、ウェブが「予感づくり」に対してできることを考えてみました。リアルの場を意識しつつですが、今回はイベントやミートアップも一つの「プロダクト」として捉えて、そのプロダクトの予感づくりのフレームワークとしてまとめてみようと思います。(改めて考えるとマーケティングの基礎っちゃ基礎なんですけどね。当たり前のことを個人的に改めて整理してるだけです。)

 

  1. 未体験者が初参加するまで
  2. 参加中
  3. 参加後

 

 1.未体験者が初参加するまで

予感、つまりその場所やプロダクトに対する「期待値」が高ければ高いほど、人は動きやすくなります。期待値を高めることをウェブはできます。

(ここで言うウェブというのは単なるウェブサイトではなく、アプリとかなんかオンラインに繋がってるもの、というくらいの概念で考えています)

とにかく、未経験のことをさせるには大きなハードルがあります。それを体験した後はどのような感じになるのか、想像は想像でしかありません。でも人は期待で動くんです。

だから他の評判が気になる。嘘はいけないですけど。嘘をついて、期待値を上げすぎても評判が悪くなるだけですし、なにより満足度が下がります。いわゆるガッカリになっちゃうんです。

 

ここで言いたいことは、ユーザに提供しているのは「情報」ではなく「確信と期待」だということなんです。

 

左脳的アプローチ:ロジカルに確信をさせるように訴える

  • 体験した人の総合的評価は高いか
  • 危険はないか
  • 信頼できるか
  • 損しないか
  • 面倒くさくないか
  • 操作は簡単か
  • こんなことに興味がある人にはこれがオススメ
  • こんなイベントに参加している人にはこれがオススメ
  • あの商品・サービスに関連性があります

実は世間的な評判って感情面ではなく非常に論理的なアプローチなんだと考えています。自分を納得させるのに、客観的なデータとして役立つからです。 だからここに関しては量的データや安心や保証を証明する何かがあると良い分野ですね。判断基準となる情報をきちんと用意して、参加することに対して損が無いこと、自分に関係あることを確信させるんです。
ただし、この部分だけにフォーカスして改善を加えても満足度は高まらない。つまり、KANOモデルのいわゆる「当たり前品質」ではないかと。


マーケティングのキーコンセプト|毎日新聞社広告局

 

ざっくり説明すると、品質には大きく5つの種類があるが、その中で注目するのは「当たり前品質」「魅力的品質」の2つ。問題点を改善しても「当たり前」とされて、満足度があがるわけではない、という曲線がある。逆に、その問題点を解決すれば顧客の満足度が高まる曲線がある。これが「魅力的品質」です。

昔メンバーズでそれに近い話を聞きました。給料があがっても社員の満足度は高まらず、ビジョンへの共感や透明性などが高まると満足度が高くなる、という話。給料が上がるのは「当たり前」なんですよね。社員にとっては。上がらないなんてありえない。

 

でも、この理論を聞いて妙になるほど納得、と感じてしまいました。僕がいつも何か提案する時にはこの「当たり前品質」ばっかり考えてるなぁとちょっと反省。

レコメンドの品質を高めてもサービスの魅力が高くなるわけではなく、それはそれで当たり前なんだなぁと。Web標準とかソーシャルボタン設置みたいなのも「当たり前品質」の方で、当たり前のことを当たり前にやりましょう、という提案が多かった気がします。

 

ちょっと脱線しました。

 

逆に、「魅力的品質」となるのがこの部分。

右脳的アプローチ:感情に期待を訴える 

  • きつい思いをしたものが無くなるよ。和らぐよ。
  • 友達も行くよ。来てるよ。
  • 成長できるよ
  • 新体験できるよ
  • とにかくめっちゃ楽しいよ
  • それすぐにできるよ
  • 儲かるよ、出会えるよ

なんか面白そうな匂いがする、という感情を作るのがこの分野の要素じゃないかと。

直感をとにかく刺激するのがここの要素です。量的なデータを必要としない部分とでも言いましょうか。僕が苦手とする分野だったりします。

一方で、カヤックさんやLIGさん、バーグハンバーグバーグさんが得意と言うか、巧い分野ですよね。みんなの期待を良い意味で裏切ったり、遥かに超えたり。そのギャップづくりのプロじゃないかと思います。

普通の人がいだく感情と、その一歩先にある「すげー!」と「これはダメだろ」の境界線を常に探っている人たち。「これはダメだろwww」みたいなギリギリを付くのがホントに巧い。そしてそんなアイデアを実行できちゃう人たち。

 

僕の思考回路の中には、自然と

 

「いや、ホントにこれ行っても損しないか?大丈夫?
 金出す価値ある?行く価値ある?」

 

という様々な不安が重なり、未体験ゾーンの手前で躊躇することが多々あります。そんな自分を納得させるためのものが先ほどの左脳的アプローチのロジカルで客観的なデータになると思います。だからどっちのアプローチを全面に押し出すのかはサービスやプロダクトのストーリーやコンセプト次第ですし、非常にそのバランスを取るのは大事だと言えますが、期待・予感を作っているのは感情に訴える部分であるということなんです。

ついつい理詰めで考えがちなので、この部分は改めて大切にしようと思います。

 

2.参加中

これはプロダクトに触れる所から、その体験を終えるまでの一連の流れの中です。

 

すでに、参加している時点で「予感づくり」は成功していると言っても過言ではないと思います。だから後はその期待を崩さないように、

  • 嘘はつかない
  • Wow体験
  • がっかりポイントをきちんと測定してリーンUXで改善する

という事になるかと思います。

嘘は付かないというのは当たり前で。笑
煽りに煽って実はそこまで大したことないんです、ってのは完全な誇大広告、詐欺になってしまいますので。

 

そして最近改めて認識させられたのが「WOW体験」。

今まではザッポスのマーケティング本読んでて聞いたことあったなぁ、くらいの言葉でした。が、1ヶ月ほど前にサンフランシスコで英語学習アプリを作ってる人に出会って、今そのプロジェクトに参加しています。そのメンバーのイギリス人・アメリカ人が今フォーカスして模索しているのがこの「WOW体験」でした。

 

「Oh! it's cool」という評価をどうやってファーストインプレッションで掴むか。

 

初遭遇して、これまで期待して想像していたものを答え合わせするようなものですから、ファーストインプレッションというのは確かに大事だなと。「使えばわかる」というスタンスではなかなか使う側に取ってはテンション上がんないですよね。勘違いしたのか、へそを曲げてしまったのかわからないけど、テンション低くなっちゃった人に「話せばわかる」と言っても耳を傾けてくれない感じ。

トップページだけで掴む、とまではいかずとも、最初の3分でいかにこのプロダクトのコンセプトに触れて、共感してもらえるかどうかなんじゃないかなと。最初の3分というのは感覚値なんで、5分なのか1分なのかはわかりませんが。。。イベントなら最初の10分で参加者の心をいかに掴むか。とか。

 

「がっかりポイント」というのはすごいフワフワした表現なんですが、期待値とのプラスマイナスを測れるようにしておくと良いのかもしれない、と思った次第です。マイナスポイントは期待に応えられていないところ。そこにUXの改善ポイントがあるんだろうなぁと。このポイントを改善できるとさっきのKANOモデルの「魅力的品質」が上がるのかと。

 

離脱したから、このページがだめだった、

 

みたいなロジカルで血の通ってないアプローチはもう機能しなくて、なんかもっと芯を食った感情面での強く深いインサイトでないと本当の魅力的品質の向上、がっかりさせないポイントが掴めないのかも、、、と改めて反省。ってかこれホントに難しい。。

 

がっかり計測ポイント例(どこに期待しているのか)
  • 関係構築:どんな人が集まっているのか。期待する人と出会えるのか。
  • 関係性の継続:関係を深められるか。
  • 貢献・寄与:参加することによって自分以外への他者やグループ、社会に影響が生まれるか。
  • 競争・勝利:自分がどの位置にいるのか。どうすれば上にいけるのか。上に行った時自慢できるか。
  • 成長・結果:参加後の自分にどんな期待が持てるか。
  • 感情の充足:興奮・感動・感激・爆笑。喜怒哀楽、心が震えるか
  • 利便性効果:楽になるのか。便利になるのか。

 

なんかこういうのまとめてくと、結局マズローのなんちゃらに落ち着きそうな気もしますけど。ちょっとソーシャルっ気が強いですがなんかこういうポイントをくすぐって、でちゃんと実現させてあげるのが大事なんだなぁと。こういうアプローチでちゃんと考えたこと無かったので、常にアップデートしながらこれは頭に叩き込んでおこうと思います。

期待が満足に変わるフェーズですね。

 

「当たり前品質」の部分はいわゆるUI部分になってくると思うのですが、それはつまり階段/障壁/距離をいかに感じさせないか、ということかと。

  • イラっとさせない。
  • 不安にさせない。
  • 不要なことをさせない。
  • 退屈にさせない。
  • 混乱させない。迷わせない。

 そのプロダクトの世界観、コンセプト、コンテンツに没入・感情移入してもらうためにそれ以外の余計な感情を引き起こすトリガーを排除していくことかと思います。変なでっぱりを研磨してスムースにする作業。

 

だから「滞在時間が短い・長い」は意味が無くて、夢中になってるか、迷っていないか、を判断できる計測方法が必要なんだろうな。

 

3.参加後

予想以上に話が長くなっております。汗

そして参加後の話。ここは二度目、三度目と次の「予感を作る」フェーズ。だから基本的には「もう一回使ってみたい」と思わせれば勝ち。でもそれが上手くはいかない。

  • 魅力的品質」をキープする=常に前回の体験を少し上回る=マンネリ防止
  • 前回を上回る体験を生み出す方法を個人で解決する仕掛け=ソーシャル
  • 積み重ねを可視化する。=ゲーミフィケーション

 

・・・ダメだ。まだこの辺ぐちゃっとしてます。 

ここで言いたいのは、「マンネリさせず、いつも前回の体験を少し上回る」と言うこと。

これはゲーミフィケーションのテクニックでもありますが、レベルを積み重ねることで自分のやれることが増えたり、人がいればいるほど盛り上がる要素を作っておく、友達いると楽しい、という二回目以降のユーザに対する配慮が必要。

 

つまりこのフェーズでの「予感づくり」というのは、予感が実現して満足し、「今度またその満足をもう一度、今度はもっと上手くやって味わいたい」というAddict状態にさせること。ん、そうかこれもGrowth Hackか。リテンションや継続率に関わる部分。

 

二回目は一回目よりちょっと難しいんだけど楽しい、一回目できたことはサラッとできるように、 というように良いレベル感を作って提供することが必要なんだろうなと。

WOW体験をしているので、プロダクトの基本的な所は理解しつつ、次はさらに世界に没入して行くためのトリガーが必要なんだろうなと。ドラクエ3でいうレーベの村とかロマリア。

 

 

 

・・・ダメだ。

 

ずーっと書いてて深夜に突入し思考がまとまらなくなってきた。。 パルスのファルシのルシが攻めてきてパルスにパージ状態。

 

最初はこんなこと書いてるハズじゃなかったんですけどね。。

 

 

 

無理矢理まとめます。

  • 「予感づくり」を体験前・中・後で分けて考えてみる。
  • KANOモデルによると「魅力的品質」と「当たり前品質」がある。
  • 魅力的品質」は感情に訴える部分。ロジカルにアプローチできるのは「当たり前品質」。

 

参加前

  • 予感の80%がここでワークする。きっと。
  • ロジカル・感情アプローチ、両方必要。「魅力的品質=期待(Hook)」と「当たり前品質=確信」。

 

参加中

  • WOW体験作る。掴みで掴む。
  • がっかりポイントをきっちり計測してLEAN UX回す。
  • ちゃんと期待を満足に変える。
  • 余計なことに時間・労力を取られないようにササクレ、凸凹を除去する。

 

参加後

  • 継続したゆるやかな満足度の向上を目指す。中毒状態がどういう状態かを考える。
  • セカンドHOOKを作る。

 

 

こんな感じです。今のところ。もう少しビシっとまとめてみたかったけど、ダメでした。いやでも結局何かの教科書みたいになってくと思うんですけどね。自分の言葉で書いていかないと、ホントに腹に落ちて行かないので、このブログはホントに誰のためでもなく自分のため。

 

しかし、今サンフランシスコで参加している英語学習アプリのプロジェクトは色んな気づきを僕に与えてくれます。ランゲージエクスチェンジ、英語を「使う」という課題解決に向けたアプリ開発をスタートをしたいと今考えています。ただいきなりそれを開発するのではなく、アプリ開発の手伝いをしながら、この「英語を使う」ことに関する課題に対するアプローチをもう少し深堀りして行きたいと思います。アイデアがまだクールじゃないので。。WOW体験。大事ですね。

 

ぶは、ホントダメだ。もう今回はこれで終わり。オーバーヒートです。。

2014年のまとめと2015年の抱負。月並みですが。

遂に2015年になりました。明けましておめでとうございます。

初の海外での年越し。

なぜかこっちで知り合ったアメリカ人と飲み歩くことになり、アップルのデザイナーやらいろんな人と年越しすることになりました。年越しした瞬間にいろんな所でグラスが割れたりしてなんか大変でした。汗

 

個人的にはここ最近の中では特に激動の1年となりました。

ということで簡単に去年の振り返りと今年の初心をば。ちょっと長いかも。。

 

このブログを書き始めて1年。月1〜2ペースの超スローペースですがなんとか続けることができてます。たまによくわかんないこと書いてますが、自分の中のぼんやりとした考えを整理して吐き出して行くことには一定の価値があるなぁと感じているので、なんとか続けて行きたいなと。

 

節目

3月末:メンバーズ退職

4月〜5月:フィリピンで語学留学

6月〜:アメリカ・サンフランシスコで英語学びながらいろいろとやる毎日。

 

8年間勤めた会社を辞めて、英語も全く喋れなかったのに海外行くことを決めて、いろんな人にあって、自分のやりたいことを追求して整理していく毎日でした。一旦社会から離れる不安は大きかったですが、個人的には良い時間を過ごせていると思っています。まだまだできなかったことがたくさんありますけど。

 

今の英語レベル。

4月時点では自己紹介も満足に言えず、フィリピン留学終了時に受けたTOEICシミュレーションでは360点を叩き出し、絶望を感じながら6月中旬にアメリカに来たんですが、なんとか11月に受けた時にはTOEICもようやく680点取れて中級になってきた感じです。今度また2月に試験を入れておきました。定期的に受けておかないとちょっと見失いそうになるので。。目標は・・・760点!今3ヶ月でプラス80点ペース、、、って感じなので。

前回のエントリーでも書きましたが、だいたい日常会話は困らないくらいになってきました。ネイティブの人たちになんとか言いたいことも伝えられるくらい。メールとかなら時間かかるけどちゃんと文章も書ける。語学学校の先生とか中級・上級の留学生の英語はだいたい分かる。でも映画は字幕無いと分からないこと多いし、ネイティブ同士の会話は速過ぎてついていけない。中級から上級に向かう時の、いわゆる壁にぶつかっているような気がしています。

最近はNetflixだけじゃなくて、シャドウイングも少しずつ始めました。ジョブズスタンフォードスピーチは個人的に良い材料だと思います。字幕なしでも聞き取れるくらいにはなっているのに上手く喋れない。この辺ちょっと繰り返し繰り返し喋らんとなぁと。

もちろん、英語環境は作れているので勉強・練習だけじゃなくてちゃんと実践もしていきます。

 

個人的テーマ

このブログを始める時にちょっと書いてたんですが、ここに来てようやく何をやっていくのか方向性が見えてきました。それがこの3つです。

 

  1. 「Webコミュニケーション」
  2. 「地域ハック」
  3. 「使う場所を増やす」 

 

1.Webコミュニケーション

もちろん、ずっとWeb畑で仕事をしてきたし、昔からインタラクティブなメディアが面白くてこの道を選んだのもあります。ソーシャルメディアの登場で一気にコミュニケーションが変わって行くのもありました。マンガのSNSを作ったのもそうです。

この領域で特に思うようになったのは、Before FacebookとAfter Facebookです。一回友達になってしまえばもうFacebookやLineでつながってコミュニケーションができてしまうんですよね。おそらくここの領域でこれから出てくるのはコンテンツメーカーアプリ(写真や動画など)やちょっとしたニッチな機能を含んだものなど、小さなイノベーションはあるものの、基盤は完成されつつあるんじゃないかなと。みんな器用に相互関係をコントロールできる環境が整っているんじゃないかと。詰まるところ、これがAfter Facebook

で、Before Facebookの方を見てみると、まだまだやりきれていない領域がたくさんあるんじゃないかと特にアメリカに来て思うようになりました。いろんなミートアップに参加したり、思い切って国外に出ることで、それまでは絶対に会うことの無い人たちと出会うことができました。

振り返ると鎌倉の時は鎌倉は好きでたまらなかったのに、会ってた人は少なかった。行動してなかったなぁと少し後悔。ちょっと動けば外国人にも会えるし、カマコンバレーもあったし、もっといろいろやれることあったなと今になって思います。

出会い系アプリとかセレンディピティを作りたいとか、そういう考えから出発しているわけではないですし、これは次のテーマにも関わってくるんですが、サンフランシスコにいると、少し歩けばテックワーカーに当たるので、いろいろ面白かったりするんです。この「面白そうな人がいる予感」って結構大事なんですよね。

今ある関係性を深くしていくのも重要ですが(これはもうFacebookとLineに任せるとして)、それと同じくらいこれから出会う人たちの可能性を広げることも重要ではないかと。

 

2.地域ハック

これは鎌倉に居た頃からのテーマだったりもするんですが、地域を好きなだけじゃなくて、それを活用したり新しい風を入れることで、もっと地域って楽しくなるんだなぁということです。動的平衡と言う言葉がまさにピッタリ。クローズドではなく、風通しの良い状況こそ、中身が成長して行くというシステム。そのためのベースはセミナーやカンファレンスではなく、Meetupになってくるとは思っているんです。

ホントにサンフランシスコ内だけでもミートアップは盛んで、いろんなミートアップに行きました。特にランゲージエクスチェンジですけど。

だからと言って、こんなミートアップがありますとか情報を伝えるメディアを作るというわけでもないし、何か大きなイベントをやります、っていうわけでもないと思います。ミートアップやイベントを告知したり決済するプラットフォームはずいぶん昔からありますしね。日本でももうかなり出来上がってきてますしね。Peatix,everevo,atndなどなど。。

ソーシャルチケッティングに10社超、中小イベント増でネット企業が存在感 | 東京IT新聞

 

そして、地域活性化の最大の仕掛けは「予感を作る」ことだ、という言葉をメンバーズ時代に聞いて、スッと腹に落ちたのを今でも鮮明に覚えています。それは上記のプラットフォームがあるから予感が作られるんではなくて、やはり人がいて始めて成り立つもの。

どんな人がいて、どんな集合体ができあがっていくのか、そしてそこにどんな予感が形成されるのか。カマコンバレー、シリコンバレーと移り住んで、オーガナイザーの存在・モチベーション、参加者の参加動機・体験、ファシリテーションの仕方、いろいろと観察すべきことはたくさんありますが、もう少しこのリアルコミュニティというものの本質を突き詰めて行きたいなと。

「観光素材」ではなく「人的素材」からのアプローチでの地域ハック。これを主軸に置いて行きたいと思います。

 

3.使う場所を増やす

これは英語を勉強する上で痛感したことでもあり、当たり前でもあることなのですが、英語を勉強しているだけではホントに「忘れちゃう」んですよね。

Hunter x Hunterのワンシーンで、確か天空闘技場編だったと思うんですが、「念」と言う特殊能力を使うのを主人公がしばらく禁じられていて、久しぶりに使うシーンがあるんです。また使えるかどうか主人公は不安だったんですが、結果的には普通に使えたんです。で、その師匠が主人公に言った説明が妙にしっくり来たんですよね。

 

「自転車を一回乗れるようになったら忘れないように、念も一回覚えたら忘れない」(とかそんな感じを言っていました)。

 

確かに。久しく乗ってなくても乗った感覚を覚えていれば滅多なことでは転ばない。なるほどなぁと。自転車と比べたら英語はもっと複雑だったりするので、英語学習を説明するのには車の方がもっと例えとしてはしっくりくるのかも。

要するに、車を乗るには学科と実技がありますが、学科だけやり続けてどれだけ点数が取れようとも車には乗れないんですよね。教習所で実際乗って、いっぱい失敗して、体で覚えて始めて学科で学んだことが生きる。英語を使うのに免許なんて要らないし、実は車に乗るよりもハードル低いことなのに、なぜか話せない。使えない。しかも忘れちゃう。

全ての原因は車の実技のように「使う場所、試す場所」が無いからなんだろうなぁと思います。 詰め込み型で受験のために覚えたり、TOEICでいい点を取るために勉強したりと、外の世界に出ないで終わってしまうから忘れてしまうんだろうなと。

中高6年間学科しかやっていないのと、一年だけでも学科と実技をバランスよくやるのと、どっちが上手く使いこなせるようになるのかは一目瞭然です。実際中高は他の教科もあるので難しいかもですが。でも効率・効果は全然違ってきます。

勉強するのが無駄とかそういうのではなくもちろん必要で、使う場所がなさすぎるのが課題だ、ということを言いたいのです。英語学習アプリは腐るほど世の中に出てるし。勉強だけだとつまらないというか、ただテストの結果のためだけにやるというのが苦痛なんですよね。その苦痛を和らげる方法を見つけて、聞くだけでマスターするとか、楽して学ぶとかそういうので学習を促すのもなんか筋が違うというか。これで出来るようになれば中高でみんなやってると思うんですよね。笑

 

実際、英語で外国人と会話するのは楽しいのにね。会話できるのは楽しいし、会話できないと悔しい。だから勉強する。そしてすぐ使う。だから続く。

 

前のエントリーで、日本でも外国語環境は作れる、というようなことを書きました。

 

お金を払って英会話教室言ったり、スカイプで話したり、とかお金かければなんとか出来ると思うんですが、そもそもコミュニケーションするのにお金を取る必要も無いんですよね。アメリカ人と話すのにお金を払ったことなんてないです。がんばったりお金を払ったりしなくても続けていけるのがランゲージエクスチェンジだと思っています。勉強するのは苦しいけど、「使うのは楽しい」んです。だから使う場所をもっと増やせるアプリと言うかそんなサービスがもっとワークしていくと良いなと。

そんなことを一つのサービスアイデアにザックリとまとめて、学習アプリじゃなくてもっと使う場所増やすアプリを作ろうよ、ってこの前こっちのアントレプレナーに話したら「アイデアは面白いけどマッチングの仕方だよね。英語を学ぼうとする外国人は多いけど、日本語を学ぼうとする外国人はそこまでじゃない。このギャップをどうするか」ということを指摘されました。確かにー。

マンガSNS作る前に前職の社長から言われたことが「美味いラーメン作るなら美味いラーメンを知らなきゃならん。100杯食わないと」と言うこと。今は英語学習アプリやランゲージエクスチェンジの調査、リアルでのミートアップに参加するなど泥臭い調査をやってます。英語の勉強にもなって一石二鳥でもあるのでいいっすね。

まだまとめられる状態ではないけど、もう少しこの課題の本質の部分、ソリューションの切り口、ビジョンをシャープにして行きたいと思います。

 

あと、一つ思ってることがあって。本来は英語の勉強をしている中高生の時にもっと使う場所を提供できると良いなと思うのですが、中高生がWebを使ってオープンに世界を広げることに抵抗がある人もいるんだろうなぁという、リスクというか障壁というものを感じています。ビール片手にいろいろ話すのが一番個人的には良いと思ってるんですけどねw

 

ま、今は結構目の前のことが大きくなっているので「第二外国語学習」についてがとっかかりやすいというのがあるんですが、この「使う場所がない」問題って他にもあるんじゃないかなと思うんですよね。もう少し視野を広げてみるとともに、この語学習得の方をどうやって形にしていくかを考えていきたいと思います。

 

そんな感じで、もう少しフォーカスするとこんな感じ。

  • 「Before Facebook」の領域で、
  • 「オープンでリアルの場所を活用する」ことを意識して追求し、
  • 「英語の“使う場所を増やす”」ことを形にしてみる。(ここはテーマが変わるかもしれない)

 

まだまだぼんやりしていますが、こんな感じのテーマが今個人的に熱くなってきた領域です。Webの人間なんですが、なぜかよりリアルの方に興味が出てきた、ってところですね。結局現実からは逃れられないんですw

去年と比べるとグローバルに考える癖がついてきたかなぁ。日本の外から物事を考えるって結構視点が変わりますね。もやもやっとしていた部分に対する考察も少し前進した感じですが、ちょっとスピード感ないな。。。つい緩くなってしまうのが悪い所か。今年は緩めずスピードを意識して動いて行きます。

2014年はいろんなインプットをした年。2015年はそれを形にして試す年だと考えています。

 

2015の目標

  • 社会に出る。サービスを形にする。ちゃんと金稼ぐ。
  • 毎月の目標作る。そして達成する。
  • 英語ちゃんとできるようになる。ネイティブと自然に日常会話レベルでコミュニケーション取れるようになる。目安はTOEIC900以上。
  • 健康維持。5kg落とす。(こっち来て体重測ってないけど少し減ったかも。でも油断するとすぐ増えるので)
  • ブログちゃんと続ける。最低月に一本。

 

 

ということで直近の節目として2月13日に語学学校修了があります。でも日本に帰るタイミングとか、そもそも帰るのかとかまだ全然決めてません!とりあえず2月14日からの宿確保から始めないとなぁー。1月の目標は明日決めます!

 

今年も頑張ります!

 

 

 

 

英語学習の根本的な質と、今掴みかけているヒントについて。Language Exchangeについての個人的整理。

サンフランシスコに来て半年が経ちました。日常会話的なものにようやく慣れた感があります。6週間くらいルームメイトもいなかったのが遂に今日現れました。夢のプライベートルームも今日で終わりorz

今はウィンターバケーションということで3週間のバケーション中でございます。特にノープランだし、見に行くものも無いので引きこもっていますが。汗

久々のブログを書こうと思ったのは、これまでの海外生活を振り返って気づいたものがあったからでした。特にLanguage Exchangeの価値についてです。

 

海外で日本語環境。

これだけインターネットが発達した今、FacebookInstagram、Lineなど様々なコミュニケーションツールがあるし、ニュースだってほぼリアルタイムで出てくる。モノを買いに行ったりレストランで注文するとかは英語なんてほぼ必要ない。単語しゃべるだけだし、最悪指差せば事足りる。エンタメはどちらかと言うと日本の方が面白い。特にお笑いは世界でも飛び抜けてるんじゃないかと思うくらい。日本にも来たことあるアメリカ人もそんなこと行ってましたw

まぁ一人で生きて行く分には本当に英語なんて必要ないな、と感じることは多々あったということです。日本スバラシイネ。

 

それでも必要な英語。

それでもなぜ英語を学びたいかというと、もっと可能性が広がるからとかそんな漠然としたものだけではなくて、ベイエリアやシリコンバレーの人たちとちゃんと話をしたかったから。いろんなミートアップやセミナーに行って、7〜8割ちゃんと聞けるようになったし自己紹介くらいはスムースに話せるようにはなったんだけど、その2〜3割を聞き落としているっていうのが実は致命的で。日本語の場面でもちゃんと聞いててもわからないことってあると思うんですけど、そんな状況の中でさらに聞き取れていないことがあってしかも聞き返しができない状況だと、本当に置いてけぼりになる。

留学生同士の会話は全然気楽なのにネイティブ同士の会話はやはりなんか違和感を感じる。習ったことのある中でのコミュニケーションとネイティブとの差が「越えられない壁」として見えてきた感じもします。この壁を通り超えると多分「英語使えるぜ感」が出せるんだろうなと。今は休みなので、勉強法としてはとにかくNetFlixでリスニングとボキャブラリーを増やしているのです。映画の中にはたくさん「教科書には無い自然な英語」があるので。

 

「練習のための練習」と「使うための練習」

語学学校に行ってるんだから、別にそれ以上勉強しなくてもいいのでは、ということを当初考えていたのですが(多分大半の人が考えていること)、学校はあくまでも「勉強」するところで「使う」ところじゃないんですよね。

アメリカ人の英語学習アプリを開発しているエンジニアと話す機会があって、改めて考えさせられたことなんですが、

 

「勉強」→「テスト」

 

で終わっちゃうのが日本だなぁと。日本はよく「TOEIC800点取ること」とか「英語のテストで100点取ること」を目標とする人が多くて。そのために勉強する、みたいなのって本当に無価値というか無意味というか。これは練習のための練習という感じで、どこにも使う場所が存在しない。だから英語しゃべれない人が多いんだと思います。

 

語学学校の中は、授業内でプレゼンをしたり何かを想定して会話をしたり英作文やエッセイを書いたりすることも多々あるのですが、これは「使うための練習」なんですよね。日本の中でやってる「練習のための練習」よりは遥かに実践的ですけどね。

ネイティブの人や先生に、「どうやったら英語もっとちゃんと使えるようになるか?」とよく聞くこともあると思いますが、10人に聞いたら10人とも「Just practice, practice, and practice」と言うだけでした。

 

本当の意味で「本番=“使う”」とは?

当たり前ですけどこれは単純に「コミュニケーション」をすることだと思います。外国人でも日本人でも誰でも良くて、英語を使って自分の言いたいこと・聞きたいことを相手に伝えられるかどうかなんです。だから語学学校内の友達と喋ったりチャットしてるだけでも「英語を使う」ということになるんです。

そういう意味で語学学校は非常に閉じた世界です。ネイティブは先生しかいないし、そもそも授業内はほとんど英語を「使う」機会が無い。僕は学校の中で完結してしまうことを本当に恐れているので、なるべく外の世界に出るようにしています。じゃないと意味ないですしね。なのでサンフランシスコを選んだというのもあります。語学学校内だけで完結させるのであればフィリピンの方がオススメです。

 

「使う」ことを意識すると英語学習の質も変わってくる。

先にも書いたように、ネイティブとの会話は何か違和感を感じるようになりました。スラングのせいもあると思うんですけど。「自然体で自然な英語コミュニケーションができるようになるために何をしたら良いか」という所から逆算して勉強するのと、「TOEICのために勉強する」のでは全然意識が変わって来るんですよね。

TOEICで800点取るための英語」と「ネイティブスピーカーとちゃんとコミュニケーション取る英語」は根本的に質が違うのをサンフランシスコに来て痛感しています。

また「中級者同士の会話」 と「ネイティブスピーカーとの会話」も根本的に質が違うのを感じています。

 

じゃあ「どこで」英語を「使う」のか?海外で英語環境を探して見つけた"Language Exchange"

ということでようやくここで本題になるんですけど、 こっちに来て"Language Exchange"というものに出会いました。その名の通り、「言語を交換し合う」という意味で、母国語を教えながら、知りたい言語を教わる、というミートアップがこっちにはたくさんありました。

Language Exchangeについては下記サイトでまとまってるので詳細は割愛しますが、

言語交換(ランゲージエクスチェンジ)の方法 - NAVER まとめ

 

・ネイティブの人と会うことができる。

スラングとか自然と覚えられる。

・同じ目的(英語を学びたいとか)の人にも会うことができる。

・そっからのつながりでまた友達ができる。

 

こんな個人的メリットだけじゃなく、副次的効果として

・酒場やカフェの集客につながる

・地元民との交流

などの地域活性化につながる可能性があるんじゃないかと。

 

こっちにコネが全くなかったところから、いろいろな友達ができたのはこのミートアップがたくさんあったおかげでした。僕がよく行くミートアップはクローズドな感じではなくいつも6割くらいの人が流動的で、新しい人たちが来るところです。

とてもきっちりとファシリテートしてくれるオーガナイザーがいるミートアップもあれば、ネームタグを用意するだけの緩いものもあります。個人的には、ビアバーでスタンディング形式でカジュアルに行われるミートアップが好きです。

 

このLanguage Exchangeミートアップでは、「使う」→「学習・勉強」→「使う」という英語学習の本来あるべき流れがあるんじゃないかと。いろいろ整理している中で一つの結論に至りました。

 

 

一方、日本での英語は勉強の環境しか整っていない。使う場所が全然ない。 

これはそこまで調査していないので個人的な所感になってしまうのですが、そもそも日本には英語を使う場所がなさ過ぎると感じています。なぜなら使う必要がないから。でも多くの日本人が「英語を使えない」ことに対してコンプレックスを持っていると考えています。仮説ですけど。

一方で楽天はすでに社内公用語が英語になり、「必要に迫られて英語を始めなきゃいけない環境」となっています。一個の基準としてTOEIC目標が課されているらしいですが、ミーティングやプレゼンなど「使える英語」をマスターしなければならないのでTOEICだけで補えない英語があることを痛感していることかと思います。でも毎日「使う」ことになるので上達は語学学校以上の速さがあると思っています。

グローバル化グローバル化、と言われている中で、義務教育で最低でも6年も勉強だけし続けて、「使う場」が全く提供されていない日本はなんか矛盾してるな、と思うようになりました。

そもそも「勉強し続ける」って言うこと自体が苦痛で。ストイックに暗記だけし続ける。これって全然楽しくない。でも不思議と「使うこと」、つまりコミュニケーションは楽しいんですよね。面白い人と一緒にいられるかどうか次第ですが。笑

だからいかに「勉強し続けるか」ではなくていかに「使い続けるか」という視点で考えるのが重要なんだろうなと考えるようになりました。

一番はこっちで英語で仕事をすることなんですが、ビザの関係や英語レベルの問題でなかなか簡単ではない。最も簡単に始められたのがこのLanguage Exchangeでした。そして簡単だからこそ、カジュアルだったからこそ、毎週行くのが楽しいんです。「使い続けられる」んです。

 

実は今、日本には200万人もの外国人がいる。しかも190カ国近くの国から。

http://www.moj.go.jp/content/000108880.pdf

半分は中国・韓国からのようですが、それでもアメリカ・イギリス・オーストラリアからも8万人超の人が中長期滞在しています。

 

 

中長期滞在?

そう、中長期滞在者だけでこんなにいるんです。

では短期滞在ではどのくらいいるのでしょうか?

 

http://www.jnto.go.jp/jpn/news/data_info_listing/pdf/141217_monthly.pdf

 

なんと年間1,300万人!北米からの流入だけで100万人を超えるそうです。

考えてみたら、鎌倉のゲストハウスを転々とした時には必ずそこに外国人がいたし、英語でコミュニケーション取っていました。日本の中に外国が確かにあったんです。世界が広がった瞬間でした。Language Exchangeしてたんです。

 

そんなことを思い出してmeetup.com内をよくよく検索してみたらいくつか東京でもLanguage Exchangeイベントがあったんです。知らなかったなぁ。でも本当に東京にしかなかったですね。

 

合わせて1,500万人以上。世界を見たらもっと広がる可能性を秘めているLanguage Exchange。

日本語と英語だけで見ると世界も狭まりそうですが、スペイン語、フランス語といったメジャー言語だけじゃなくお隣さんの韓国語とか今人気の東南アジアの言語とか。いっぱい可能性があるんです。

「言語」という万人向けのコンテンツ。

他言語を話すためのきっかけづくり、動機付けは日本人に対してもう少し工夫が必要かもしれません。でももっとこのダイバーシティを活用する方法はあるはず。

 

簡単に言ってしまうと、

 

Meetup.com × Lang8

 

なのかもしれない。そう考えるとわかりやすくなってきたか・・・?

もう少し考えを整理して、この線でプロトタイプを作ってみるのは非常に価値があるんじゃないだろうか。エンジニア探さなきゃだけど。汗

 

どうやらこの休みも有効活用できそうです。

 

 

Just because.

Technology is really important, but relation is more important. I'm feeling though quite late now.

I was saved several times by the people who are living SF since I came here. And I  felt there were big walls that is really difficult to join. Because I don't have any professional skills. Marketing skill is also one of skills, but it need English to explain. So I shifted my mind. I have to master English to enter the community. But only one year is really short, not enough. So I'm planning how I can extend my stay... I think it need more 2 years. So I'm try to find my job in English world, not only the USA. America is really difficult to get the VISA. I hadn't known it before I came here because I didn't any research about VISA. And I had never thought to want to get my job in USA before I came here.
So now, my mind is totally changing. I have 4 months more. I had better really seriously to be happy next 3 years!
First priority is to improve my English, second one is to think about next job that is needed to use English and marketing, and third one is to make a lot of friends! That's all!

近況まとめと僕のルームメイト。

ようやく留学生活も中間ポイント。

そろそろ英語にも慣れて・・・こっちでの仕事を見つけようか。

というところ。

 

なのに。

 

ヒアリングはある程度聞けるようになったけど、スムースに話すことが出来ない。

何故か。やっぱりクラスの中では話す時間が限られてるし、フィリピンに比べると圧倒的に少ない。もう一回フィリピンに行きたいくらい。クラスメイトもすげぇ訛ってるし、ミートアップも週に1、2回と限られてる。もっと会話する時間が欲しい。ということで早く仕事見つけて行かないと。。

 

この焦燥感がでてきたのも、明らかな典型的な留学失敗例になりそうなパターンを2つほど実際に目の当たりにしたということが大きい。

 

一人は現ルームメイト。

 

頼みの綱のルームメイトは学生時代の時は10年間英語の授業を眠り続けたという強者で全く英語がわからないと来た。ちなみに26歳の台湾人。しかも彼は来年の9月からアメリカの大学院に行くと言っている。大学院を英語でも言うことできないし、どこに大学院があるか来年調べるとか言う。

もし大学院の入学に失敗したらまたどっか語学学校に通うとか言ってる。親のスネかじってるボンボンで、金には困ってないらしい。高い目標があるにもかかわらず、クラス以外は台湾人とつるんで台湾語ばっかり話してる。僕も話しかけるんだけど、ホントにルームメイトは英語が出来なくて発音の仕方も知らないからコミュニケーションに困って困って仕方が無い。おまえマジで大学院行くんか、って説教しかけて辞めました。

まぁまた来週には僕がレジデンス引っ越すので新しいルームメイトはちゃんとした英語を喋れる人であるように願う。

 

もうひとつのパターンは、授業の英語だけで満足してる人。先生の話し方にある程度慣れてくるとリスニングに自信がつくようになるけど、これが気のせいのことが多い。街中に出てアメリカンと話してもよく聞き取れないことが多い。カジュアルな口語表現だとなおさら。TEDとかセミナーとかはゆっくりはっきりしゃべってくれたりするのでもちろん練習にもってこいなんだけどドラマとか映画になると全然わからなくなる。バランスよくいろんな人の英語聞かなきゃな。授業だけでて後は遊んでる、みたいなのはやっぱり上達は遅い。まぁそもそもの目的意識の差みたいなところがあるかもしれないけど。

 

ルームメイトの話や他の人の話はこのくらいにして、肝心の英語力を上げるためにホントに英語漬けを始めなくちゃなと。

まずは、英語の動画(10分〜20分くらいのやつ)を英語でサマライズする、みたいなのをひたすら繰り返してみるといいかも。と思いつきました。続く限りやってみる。三日以上は続けよう。汗

TOEICは行き帰りのバスの中でちょっとずつ進めて行けばいいか。後二週間でまたTOEICなもので。前回は5月末にフィリピンで受けた模擬テストは350点前後と酷い出来(集中力ゼロ状態といういいわけもあるけど)、8月頭に受けたら600点ジャスト。それから三ヶ月。どれだけ上げることができるか。。。頑張らねば!

 

 

ということで、今回は今職探し中ということもあり、英語の面接に慣れておくために、この後はただの英作文になります。


08 common Interview question and answers - Job ...

 

1:Tell me about yourself 

I've 8 years' experience as a web producer and project manager in Japan. I like marketing and to create new somethings. I came to SF four months ago to study English and to work here. Because Most famous and energetic web services are coming from here. So I wanted to come here to learn and create new something.

 

2:What is your strengths?

I'm a insanely curious person. I'm particular about in detail because I don't like to compromise and I want to make a better thing.

 

3:What is your weeknesses?

I'm a little pessimist. So to make a big decision takes a long time. Before deciding, I check various point and consider. It's not until I dedide that I convince. Never dedide with my intuition or no proof. So I need more experience.  Experience helps my decision.

 

4:Where do you see yourself in 5 years?

I'd like to contribule global marketing with my producing service. and make the world a better place. To do it, I have to learn about lean UX and how to discover a customer.

 

7:Do you work well under pressure?

Of course, yes, I do. Previous my job had a lot of pressure. The causes were deadline, response from market or customer, money, and outcome. But the worthshile in my job was superior to these pressure. So actually I felt a lot of pressure, but I was able to finish all project.

 

8:How do you make important decisions?

To make important decisions, I need a lot of information. So I search the fact, and discuss and consult with colleague. If I couldn't make a decision in spite of doing such these things, I would try to test some small experiments to get small outcome.

 

 

 

 

 

 

 

続・お金の流れについての話。メンバーズの仙台支援の話。点から線へ。

前の記事でこんなことを書きました。

 

お金を払うということを一時的な消費としてではなく、地域経済への投資と考えると思考が少し変わってくる。 - keep Stepping

 

ぐだぐだ書きましたが、要するに「消費」は消費でなく、次のお金の担い手に使ってもらいたいと思う「投票」に近いんじゃないかなと。こっちもお金を使う訳ですから選ぶのもそりゃ真剣です。

 

 

消費は投票、じゃあ実際の選挙投票はいつ消費しているのか?

でも考えてみれば普通の選挙も、僕らは税金を払ってる訳だし、市町村長選挙や市議会議員だってその住民税を払ってる訳だし、もっと真剣に選んでもいいはずなのに投票率が低い。政治は明確な見返りがわからないからなのかな。。でも所謂「バラマキ」みたいな見返りは要らないですけどね。。ちゃんと国が、市町村がよりよく「発展」していくためのお金なので。。バラまくなら最初からそんなに取るなという話ですよね。。w

 

 

えっと、そんな話を書きたかった訳ではなくて、もう一つ大事なお金の流れの話について思い出したので書き留めておきます。

 

メンバーズの仙台支援の話。 点ではなく線での支援。

僕はこの2014年3月までメンバーズという企業のWebマーケティングや運用を支援する企業にいました。メンバーズでは2011年の震災後に東北支援の一環として仙台オフィスを立ち上げました。100万円、1,000万円と言ったお金の寄付もできましたが、あえて「雇用」という方法を取りました。

 

なぜか。

 

義援金はあくまでも一時的な支援。でも実際に必要なのは中長期的な支援。と言うことで「雇用」という方法を選択したと社長は説明してくれました。

 

結局支援物資や資金が充実したところでそれはあくまでも「マイナスをゼロにする、元通りにするための支援」なんだなぁと。ビジネスを立ち上げたり、雇用をその地に見いだすことで人が動き、モノが動き、お金が動く。そのサイクルを大きくしていく「ゼロからプラスへ、次のステップへ動かす支援」が何よりの復興に繋がるんだなぁと。単なるお金の支援だけでは人は救えないんだなぁということを学びました。 

 

今まで通りの普通の仕事をして、今まで通りに利益をあげているのに、それが復興支援につながるという共創・共存共栄なシステムはわかりやすくもあり、経営陣の判断に素直に賛同できるものでした。

もちろん一時的な義援金ではなく、毎月100万円、500万円をあげるという方法も出来たと思いますが、社員側からは何でそこまで利益削ってやる必要があるんだという反発も少なからずでていたことでしょう。

 

メンバーズで生み出した仕事の一部が仙台に行くことで、仙台地域に雇用の需要を創出し、人を雇い、給料を支払い、その給料が仙台の地で使われていく。点ではなく線の支援をすることで、最終的には面的な広がりになっていく。前の記事に書いたAP Bankの考え方と同様に、今まで無かった仙台へのお金のルートがこうやって出来て改めてお金の流れ方は意図する方向にコントロールできるんだなあと感じました。

 

普段と変わらず仕事をしているのに、それが支援につながるというのはやっていて気持ちがいい。まぁ僕が作ってきた案件はコンサルや構築案件が多かったので運用部隊の仙台に仕事を渡すことができず終いでしたが。。泣 僕ができたのは、案件でなんとか利益作ってそれがボーナス資源になって、、、っていう貢献の仕方くらいでしょうか。雀の涙程度でしたが。汗

 

お金の流れはどこまで意識することが出来るか?

とまぁこんなお金の流れを実感している一方で普段の消費はあまりにもなぁなぁになっていると感じていました。安いから、そこにあったから、程度の安易な決断もありますし。。

 

知らず知らずの内に、何かを買うことでとある企業にお金が巡り巡って戦争が起きてるかもしれません。もっとそのフローに注意を払うべきなのですが、これだけトレーサビリティシステムや物流、会計システムと言ったものが確立されているのにも関わらず、お金の流れは不明瞭です。政治家のように。笑

 

もっとお金の流れがオープンになって、どの地域に、どの市町村にお金が流れているのかを可視化すると、「正しい消費」ができるんじゃないかなぁと。いや別に今までが間違いというわけではないんですが、無意識なことが多かったと思うんですよね。「もっと納得のいく消費」ができるんじゃないかと。買った時の満足度という抽象的な尺度でしか計れないんですが、プロダクトやサービスを通して生産地や地域と繋がるっていう感覚は得られるんだと思います。

 

これって新たなブランド体験なんですよね。

地産地消、なんて言葉もありますがまさにブランド体験。

 

でも一回一回消費についてどの地域にお金が流れているのかを考えるのは非常に大変で面倒で。ただでさえ自動化が進んでいる世の中で、また一つ考えを増やすのは受け入れ難いことかもしれません。

でも、月に一回そうやって振り返って見るのはアリなのかもしれません。

 

(さてこれをどうやって実現しようか。わかりやすいのはBtoC。でも実際見えにくいのはBtoB。最初の一歩をどこに置くか・・・悶々)

 

お金を払うということを一時的な消費としてではなく、地域経済への投資と考えると思考が少し変わってくる。

前にAP bank fesという夏フェスがあったのをご存知でしょうか?

2005年から始まり、8回目の2012年を最後に終わってしまったんですが、8年連続で僕も参加していました。気持ちのよい夏空の下、ビールを飲みながら芝生に寝転ぶ・・・至福の夏の時でした。

このAP Bank fesがきっかけでAP Bankの活動内容・コンセプトを知りました。

 

一番感銘を受けたのが、「お金の流れ」について。

 

「消費」を「点」としてではなく、「線」として捉えられると付加価値を乗せることが出来る。

僕はそれまで消費は「点」という存在で、「お金を出して欲しいものを買う」。ただそれだけでした。 でもこのフェスはちょっと違ってました。

 

フェスで出た利益はAP Bank資金源となり、環境に優しい、配慮したプロジェクトに投資していくものでした。しかも、フェスで買えるものは全てオーガニックだったり環境負荷に配慮した食べ物、飲み物、プロダクトばかりでした。

 

僕は初めてお金を使うことに対しての概念がここで変わりました。

お金は循環し、そして意図した方向へお金を持っていくことができるんだ、ということを初めて知りました。体験しました。

消費ではなく、「環境へ投資する」という感覚。。

その投資した見返りに商品を受け取る、という不思議な体験でした。女性にとってショッピングはストレス解消になる、なんてよく聞きますが、僕はこの体験を通して初めてこのフェスにお金を使うことが気持ちよくなっていました。

CSV(Creating Shared Value)の概念にも似ていますが、この消費を点として捉えるのではなく、線としてつなげることで、プロダクトに対する付加価値が生まれていました。

 

僕の住民税は何に繋がっているのか・・・?

そんな初めてのAP bankが終わり、僕は大学院を卒業して新卒としてWebマーケティング企業に入社し、東京の世田谷に引っ越しました。

 

それから約5年間、僕は住民税を世田谷に納め続けていました。

 

世田谷はただ「会社が近いし、友達と遊ぶにもアクセスが良さそう」っていう簡単な理由で住んでいました。特に世田谷区内で遊ぶことも無いし、家はただ寝るところ、っていう感じでした。もちろん家庭があればまた違うんだろうなとは思いましたが。。

 

鎌倉に引っ越した理由の一つとしてこの住民税というのがありました。

 

どうせ税金取られるなら自分の好きな地域に使ってもらいたい、と思ったんです。ただ観光してお金を落とすだけではなくて、住んじゃった方が家賃/光熱費/水道代/住民税など基本的な全てのお金が鎌倉に流れていくんです。

 

AP Bankのお金の流れの感覚で言うと、住んでいることが社会貢献になっている感覚になってました。事実、「限界集落」なんて言い方をされている地方の町村は観光だけではなく移住者を求めています。その地域に訪れる理由が「観光」と「移住」ではCompletely Differentなわけです。

 

観光は、観光資源があれば人がやってきますが結構一過性のものだったり、季節ものだったりと不安定な要素を多分に含んでいます。メンテナンスも大変ですしね。

 

移住は、定期的な消費をしてくれる人がその町村に来てくれる訳ですから経済の輪が少し大きくなるんですよね。

 

観光に一番必要なのは観光資源ですが、移住に必要なのはそこに住んでいる人が作り出す雰囲気ってやつでしょうか。そこに共鳴すれば移住しちゃった方が楽しいって思えるんでしょう。

実際僕が鎌倉に移住したのは、鎌倉に訪れていて少し鎌倉に友達ができたからでした。そしてカマコンバレーの存在も大きかったです。意外とIT関係の人が鎌倉に住んでいたというのも鎌倉面白いなと感じた一つの理由です。

 

住民税とか考えると直接その場所に住んじゃう、っていうのが一番手っ取り早い地域貢献なんです。でももし好きな場所が2つ以上あったら・・・どうしましょう。体は一つですからね。住むと言うことは究極の地域に対する愛情表現なのかもしれません。笑

 

・・・っとちょっと話がそれましたね。笑

 

僕が言いたかったのは、AP Bankで「お金を使う」=「環境に良い」という直結した関係を地域に応用して、「お金を使う」=「地域の活性化になる」という構図を普段の消費レベル、観光や地域イベント以外の所に持ち込めないかなぁ、ということなんです。

つまり、お金を使う時に地域を意識するということはどういうことなのか・・・?

その辺をまとめたいと思います。

 

今僕が持っている仮説。

僕が今感じている、というか考えている仮説が以下の3つなんです。

 

  1. お金の流れは変えられる
  2. 消費に対する意識を変えることは付加価値創造に繋がる
  3. お金の流れがオープンな方が人はお金を出したがる

 

 

「単なる消費」が「環境への投資」と僕の中で変化したように、この「単なる消費」に対する意識改革の種を作ることで地域活性化につなげられるのではないかと考えています。

 

例えば、1L100円の水を買う時にこんな表示がされていたら消費は変わるでしょうか?

もちろん味や価格での差別化はありますが、ここでは味・価格はほぼ変わらないものとします。

 

<商品A>を六本木で買う

・神戸市 30%  (生産地)

・目黒区 55%

・港区 15%

 

<商品B>を鎌倉で買う

 ・ツェルマット(スイス) 50% (生産地)

 ・足立区 40%

 ・鎌倉市 10%

 

商品の生産地表示は必須ですが、この水を買うことによってどの都市にどれだけお金が流れることになるのかが見えると、ちょっとまた概念が変わってくるかも?なんて思ってます。実現方法は今のところさておきですが(泣

 

こんなプロダクト単位でのお金の流れを一つ一つ計算出来るか!と言われると確かに難しいので、会社単位で考えるのも一つの手かも知れません。四半期に一回定期的にアップデートをかけてこの会社はどの市町村にどれだけお金を落としているのかを決算報告書のようにアップデートをしていくのです。その割合をプロダクトに反映していく。

 

・・・非現実的なことかもしれませんが、ここをクリア出来たとして話を先に進めます。

 

そうなるとこの会社のプロダクトを買うとこの市町村にお金が回るぞ、という考え方になるのです。自分が生まれた場所や住んでいた地域、旅行で訪れた地域は自然と愛着が出てくるのが人ってもんですよね。

 

これが実現できると東北にお金を回すのも実に簡単なことになってきます。

みんなが意識できるんです。何も支援は募金だけじゃないんです。東北のモノを買ってビジネスを支援することが何よりのサポートにつながるんじゃないか、なんて思います。実はこれもそれも東北のものだった、なんてこともあるかと思います。東北のものを買っても実際にどれだけ東北の方にお金が回っているのか僕らは知りません。そんなことをオープンにするだけでもっと東北にお金が回っていくんじゃないかなと。

 

つまり、先の仮説になぞってまとめると、

  1. 地域に落ちる分配率を可視化する
    →お金の流れが明確化され消費者の行動が変わる。
  2. お金をその地域に流す、それが社会貢献・地域貢献になるという体験を作る
    →付加価値
  3. ある地域のファンの人はそのある地域に落ちる商品をより買いたくなる
    →かもしれない

 

この「地域を意識した消費」はこれからホントに大事になってくると考えているので、なんとかしてこれは実現したいです。。さっきも書きましたが絵に描いた餅です。どうやって実現できるのか。。誰かヘルプミーです。。

 

今回は「消費」という視点で「地域ハック」の考えをまとめてみました。

次の記事は商品の検討軸と地域の関連性についてもう少し考えてみたいと思います。

 

 改めて上から読んでみたけど長文駄文だな・・・こういうことをちょっと繰り返して洗練させていこう・・・。

 

蛇足。 

「地域経済」でちょっといろいろリサーチしてみたらこんなページが見つかりました。

地域経済とは - はてなキーワード

つまり、適材適所、背伸びはするな。と。求めすぎてもいけないけど、何もしないと廃れていくから長所はちゃんと的確につかんで伸ばさないとね。ということ。 なんか保守的w