語学留学徹底比較①-1:語学学校-留学生の留学目的って何? -フィリピン(バコロド)とアメリカ(サンフランシスコ)留学体験記-
サンフランシスコに住み始めて2週間が経とうとしています。
↑噂のゴールデンゲートブリッジ!
前の記事でも書いたんですが、僕はWeb関係の仕事をしていたのですが、2014年3月末で仕事を辞め、現在は語学を習得してシリコンバレーの人たちと繋がってあわよくば仕事をゲットしてみよう、という状況にあります。
しかしアメリカはワーキングホリデーが無いので語学留学生として入国しないと長期滞在ができないのです。
また、2014年3月時点での僕の英語レベルはホントに片言だったのでいきなりアメリカはハードルが高すぎる、ということでまず手っ取り早く英語レベルを上げるためにフィリピン留学を選択しました。
フィリピンはバコロドという都市に7週間ほど滞在をしました。
サンフランシスコはこれから来年の3月まで約10ヶ月間の滞在になります。仕事がゲットできなければそれで終わりです。
Web関係の情報や体験を記事にしていこうかとも思ったのですが、せっかく2カ国の留学を体験しているのでこの生の情報を簡単にまとめてみよう、と思って完全第三者視点でこのシリーズを書いてます。どなたかの参考になれば幸いです。
主に書こうとしているのは次の3つ。
(何か思いついたら書き足していきます)
①語学学校
-1:留学生の留学目的って何?
-2:授業の違い
-3:教師の質の違い
-4:留学費用について
-5:学校・寮設備について
②気候/生活環境について
③そもそもの留学について
ということで前置き長くなりましたが今回は①-1、簡単な学校紹介と留学生の留学目的って何?ってことについて書きたいと思います。
学校紹介
僕が選択した学校はこの学校です。
フィリピン(バコロド):E-Room
フィリピン留学|セブ留学ならフィリピン留学ドットコム| E-Room Language Center
アメリカ(サンフランシスコ・ベイエリア):Education First
※学校を選ぶ、というよりは場所で選んだのであまりその場所での学校の比較はしていません。
なので、これから書くのはあくまでも上の2つの学校についてであり、ほかの学校では当てはまらないことがありますのでその辺はご了承ください。
留学生の留学目的って・・・?
で、ようやく本題です。
フィリピン(E-Room)は時期によって異なるそうですが、僕がいた4月〜5月の時は
・日本人45%
・韓国人45%
・台湾人10%
と、肌感ではこんな感じでした。全体で60人くらいかな。
国際問題が加熱している昨今ですが、みんないいやつらでとても仲良くわきあいあい、という感じです。
ここに来ている留学生の目的は主に3つに分ける事ができました。
もちろん英語の習得ありきでその先の話です。
①二カ国留学
②世界一周
③バケーション
この3つですね。
「①二カ国留学」は僕も当てはまるのですが、日本人は主にカナダ・オーストラリアへのワーホリに行くために手前で少し語学力を上げておく、というところが多かったです。アメリカは僕以外では1人しかいませんでした。
なかにはバコロド3ヶ月のあとセブに3ヶ月、という人もいましたね。
「②世界一周」は意外と多かったのにびっくりしました。みんなフィリピン留学の後はバックパッカーの聖地タイに行くので、留学の時期が近ければ、旅を始める前に仲間ができるって感じですね。
「③バケーション」単純にフィリピンは物価が安いので学校と滞在生活を両方楽しんじゃおう、みたいな感じです。英語ができなくても勉強と滞在生活はとても楽しんでました。
一方アメリカ(EF)ではちょっと異なってきます。
僕は6月15日に入国したのですが、同日入国がなんと80人!フィリピンではたったの6人(日本人4人、韓国人2人)だったのでその規模の違いが出た感じですね。。
ここは閑散期で400人、MAX600人くらいになるそうです。おぅ。。
また、さすがアメリカ、というのか世界の様々な所から学生が来ます。
学生寮の部屋(といってもユースホステルなですが)は3人部屋ですが、ルームメイトはノルウェー人とイタリア人。
そしてクラスの方に行くとブラジル、ベネズエラ、トルコ、中国、台湾、韓国、カナダ、フランス、スペイン、イタリア、ドイツ、サウジアラビア、コロンビア・・・と国際色豊かな感じです。日本人はだいたい5%〜10%くらいとのこと。意外と多いけど、フィリピンに比べたら断然少ない。
大学生から40歳くらいまで幅広い年齢層で構成されていてさながら小さな地球。グローバリゼーションを感じます。
みんなの目的は「improve my English」、つまり英語の改善。これだけ。
んー、もう少し突っ込んだ話を聞いてみないとわからないけど、ホントに英語だけなのかなぁ。。
英語は手段であって目的ではない、という言葉はよく耳にするのでちょっと拍子抜けです。
また、シリコンバレーが近いということもありWEB系の人いるかなーと思ったんですが、未だ見つからず。学校内のソーシャルネットワークにはさほど期待していなかったので、学校外のネットワークをガンガン活用した方が良いですね。
ということで、ここサンフランシスコではホントにMeetupが活発に行われているようです。
meetup.com
このサイトでマーケティング系/スタートアップ系を始めとして、15,6個のグループにさっそく入りました。
ちょっと英語の勉強にも一区切りつけて来週からmeetupだらけにしていく予定です!早く流暢にしゃべれるようになりたいものです。。
ここでの参加体験はまた追って記事にしていきます。
・・・と、ちょっと話が脱線しましたが、だいぶその国々で学生の目的も異なる様子。今留学しようか迷っている方、目的は留学前に絶対決めましょう。かなりの金額を使う事になるので、この「Why」はホントに大事です。
「英語の上達」を目標にするといろいろ見失うと思います。前述のように「英語は手段、ツール」なので「How,What」でしかないのです。「英語の上達」の先に何があるのか、ここを明確にすると留学はとても意義あるものになります。
とにかく世界に出ろ! という話を耳にしますが、「何をしに世界に行くのか」を決めるのと決めないのではお金の使い方、時間の使い方、ネットワーキングする人が全然違ってきます。親の金で行くのであればなおさらですね。(僕は自力ですが・・・)
留学はお金・時間に余裕を持ってやることではありません。目的を見失わず、実行し続けられるかが常に求められます。
よくある話は、留学先で日本人とつるんでそのまま留学を終えてしまう事。
留学先での出会いはとっても大事です。僕もフィリピン・アメリカでかけがえのないつながりができました。でも友達を作りにいくことが目的であれば留学ではなく他にも方法があると思うのです。
と自戒の意味も込めて、目的の重要性を改めて。
ちなみに僕のフィリピンでの目的は「アメリカに行っても安心できる程度の英語力をつけること、発展途上国事情を理解して体験すること」でした。
・・・さっきと言ってる事違うじゃん。
と思う方もいると思いますが、2カ国留学の場合は1カ国目は「英語の上達」で良いと思います。 その先の2カ国目で何をするか、なので。
目的・・・初心・・・忘るるべからず!
ということで次回は「①−2:授業の違い」について書きたいと思います。
Thanks everyone for reading!
P.S.(英語でブログを書こうと思いましたがどちらかというと日本人向けの投稿なので今回は日本語だけで。。)